千年続く工芸品、兵庫で手なめし

姫路レザーができるまで

日本製マスターメイド

クラフト:姫路革細工

姫革、姫路の白革

日本の兵庫県にある姫路では、1000年以上にわたり手作業で革が加工されてきました。この白い革は、この地域では「姫革」として知られており、その名は職人技の歴史と同じくらい長く地域に根付いています。この地域にはきれいな川が流れ、気候は年間を通じて安定しており、近くには牛の産地があり、世界のほとんどの場所では習得が難しいこの工芸の原材料を長年供給してきました。当社のデザインは、この小さな工房で形作られています。

Uchi Leather Cowhide House Shoe FAIZ T.S. CO.

兵庫の白なめし革

遠い昔、この地域の職人たちは、川の水、塩、菜種油のみを使い、化学薬品や安易な方法に頼らずに完璧な製法を完成させました。この技術は白なめしとして知られるようになり、今日この技術を適切に実践できる職人はごくわずかという、非常に高い技術を要するものでした。そうして作られた革は、並外れた強度と柔らかな手触りを兼ね備えた逸品として珍重されました。私たちは、今日選ぶ革にも、まさにその基準を求めています。

Short Cowhide Leather Cardholder FAIZ T.S. CO.

原皮から革へ

革は1~2週間、冬はそれよりも長く川の水に浸され、自然に毛がほぐれます。そこから、塩と菜種油を使い手作業で革を加工し、何週間もかけて練り上げては裏返し、しなやかで淡い色になり、準備が整うまで作業します。出来上がるのは、染めていないかのような、柔らかく乳白色の革です。ある意味、その通りだからです。

Leather Cowhide Incense Holder FAIZ T.S. CO.

熟練の職人による手作り

すべてのパーツは、手作業で仕上げられます。職人が革の自然な木目を見極め、カードホルダーやコースターをどこに配置するかを決めながら、パネルは一枚ずつ手作業で裁断されます。そこから端はヘリ落としされ、折り目や縫い目に必要な正確な厚さに薄くされます。これは、力任せや急いだ作業では許されない作業です。その後、パーツは手縫いのサドルステッチで結合されます。これは、2本の針が同じ穴を反対側から通り、各ステッチを固定するため、たとえ一本の糸が切れても縫い目はほどけません。最後に、摩擦と水を使って荒れた端を磨くコバ磨きが行われます。これにより、革というより骨に近い滑らかな仕上がりになります。ここでは何も急がず、何も機械任せにすることはありません。

Uchi Leather Cowhide House Shoe FAIZ T.S. CO.

擬宝珠 真鍮スタッズ

留め具には、何世紀にもわたって日本の工芸品に用いられてきた装飾的な真鍮製スタッド「ギボシ」を使用しています。各ピースに手作業で取り付けられた真鍮は、時間とともに独自の緑青を生み出し、元の仕上げのままではなく、革とともに経年変化を楽しめます。

Standard Leather Cowhide Coasters FAIZ T.S. CO.

時を刻む色

白い革が白いままでいることはありません。それが趣旨なのです。持ち主が使い込むにつれ、光や時間の経過とともに、革は温かみのあるハチミツ色から深く豊かな茶色へと変化し、持ち主の油分や癖を吸収していきます。まったく同じように色が変わる革は二つとありません。これは管理すべき欠点ではなく、素材全体の個性であり、その使い方を記録する革なのです。

当社のカードホルダー、コースター、お香立て、ルームシューズ、そしてこれから作られる製品は、姫路の小さな工房で、使い込むほどに美しさが増す革を使って意図的に作られています。

後世に伝えたい技術

姫路の革工芸は、保存が容易だったからではなく、それを行う人々がその消失を拒んだからこそ千年間生き残ってきました。世代が移り変わるにつれて、この技法を知る手は少なくなっており、この方法で作られたすべての作品は、単なる物体ではなく、希少なものの継続を意味します。

姫革を選ぶということは、その工芸を生かし続ける小さな役割を選ぶことであり、そして、それを持つ人よりもはるかに古い歴史によって形作られた品を、今度は自分が手にするということです。

Uchi Leather Cowhide House Shoe FAIZ T.S. CO.
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